ピルという存在自体は誰でも知っているとは思いますがほとんどの方が避妊できる!としか思っていないはずです。こちらではピルの避妊以外の効果や副作用、ピルの種類など載せていきますので参考にしてみてください。

説明する女性の写真

閉経後のコンディショニング法にピル

女性は40代後半ごろから閉経する人が増えてきます。平均は50歳頃だと言われていますが、その前後10年ほどは女性ホルモンのバランスが崩れるため、体調を崩したり精神的に落ち込みなどを感じることがあります。これが更年期障害と言われるものです。ほてりやのぼせ、倦怠感やうつ様症状など様々なものがあり、女性の身体や心が大きく変わる時期でもあります。女性ホルモンの中のエストロゲンは卵巣で作られるのですが、40代に入ると徐々に分泌量が低下し、その影響で自律神経が大きく乱れてしまうのです。この更年期の症状を改善するためにピルを服用して、ホルモンバランスの安定を目指す治療法があります。ピルには合成した女性ホルモンが配合されています。そのため、ピルを服用することにより分泌量が減ってしまった女性ホルモンが補充できるため、更年期障害の症状の緩和や改善に効果があると言われています。「ピルを飲むと体重が増える」という話を聞いて躊躇する人もいるかもしれませんが、それはほとんどが体調が良くなって食欲が増進した結果だと言われています。また、それらの副作用は中用量~高用量のピルに見られるものがほとんどで、更年期障害の治療に使われるような低用量ピルではそのような症状はあまり報告されていません。更年期障害の治療のためにピルを服用する場合、保険の適応外になります。処方薬のため医師の診察を受けることが必用で全額自費負担になってしまいますが、診療費と薬の代金を合わせても1か月で3000円~5000円ほどの費用で服用できる上、服用を続けていても依存性もなく「ピルを飲むのをやめたい」と思えばいつでもやめることができるため、手軽にできる更年期障害の改善法の一つです。